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手描友禅

てがき ゆうぜん

日本を代表する染物である友禅染めは、貞享年間(1684から87)、京都の絵師・宮崎友禅齋によって創始されたといわれる。友禅の中でも単彩で粋な意匠を特色とするのが江戸の友禅である。

 

井出氏は、手描き友禅の中でも糸目を使う「糸目友禅」を手掛けている。糸目友禅とは、糸目や「叩き」「蒔絵」などを施し、友禅のなかでも簡潔な意匠と色数を押さえた、東京友禅(江戸友禅)の特長を持つ古くから伝わる手法に、現代風の感覚を取り入れた作品である。絵柄は松・波・御所どきなどが多い。

 

現在、東京で染色に携わっている人たちの多くは永年の修業を積んだ職人である。しかし、この世界でも後継者の育成が困難な状況になっている。なんとか日本の伝統文化である「着物」やこの技術を後世に残したいものと頑張っている

 

 

井出 英世

いで ひでよ

昭和25年生まれ

 

18歳のとき、山田貢氏(国の重要無形文化財保持者)に師事し、1年間の住み込みの後、9年間の通いで修業を積んだ。糸目糊をおく糸目友禅を専らとする。

 

平成4年度「日本伝統工芸展」に初入選し、昭和56年と平成2年の・日本工芸会工芸技術保存事業「茶屋染帷子の復元」に参加、平成元年・8年の日本伝統工芸展特別陳列に参加した。

 

荒川区登録無形文化財保持者(平成14年度認定)

 

(西尾久一丁目3番10号)