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つまみかんざし

つまみ簪(かんざし)は、正方形に裁断した絹の羽二重を用い、ピンセットを使って巧みにつまんで作られる。作る花によってつまみ方も変わり、「丸つまみ」「角つまみ」「バラつまみ」「スジつまみ」などバラエティに富んでいる。

石田 一郎

いしだ いちろう

昭和19年生まれ

 

父・利重(元荒川区指定無形文化財保持者)の下で修業して技術を修得し、先代の後を受け継いでいる。

 

石田氏は時代の流行に合わせて羽二重以外の素材を使ったり、髪の毛の短い人にも使えるように工夫を凝らし、デザインから仕上げまでを一貫して行っている。イヤリング、根付、バレッタ、ブローチなど「今」に応じた作品作りを心掛けている。

 

つまみ簪を作る職人は、現在、全国でも10人ほどになっており、ここでも後継者不足は深刻な悩みである。そういった中で石田氏は、つまみ簪(かんざし)や装身具などに携わる職人たちで作る「同志会」などに所属して、業界の発展に努めている。

 

荒川区登録無形文化財保持者(平成8年度認定)

 

(町屋二丁目24番17号)