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金箔押
きんぱく おし
金箔の美という言葉からまず思い出すのは、鹿苑寺の舎利殿である金閣、通称金閣寺である。黄金は護符として、また高貴さを表す印として、古代から使われてきた。日本では社寺などの飾りに使われ、金箔によってその美が創りあげられた。
寺院内部の仏像、荘厳具、またはお神輿等々は、木地師、彫刻師、塗師、金箔押師、錺金具師、採色師、などの職人衆の集合力で仕上がっている。仏像、天蓋、幢幡、木蓮華等々は全体に金箔を貼り、須弥壇、前机、密壇、各種机類は面部分、彫刻部分に金箔を貼る。
祭りで馴染みのお神輿は、屋根の裏側、垂木、桝組、彫刻類に金箔を貼る。塗師がきれいに仕上げた漆塗りの部分に、箔押しに適した漆を接着剤として、厚み1000分の2ミクロンの金箔を吸い付かせて貼り付ける。その品物をむろと呼ばれる湿気を加えた部屋に少なくとも12時間以上入れておくと、漆のなかのラッカーゼ(酵素)が働き、金箔がしっかり品物に吸い付く。









