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桐たんす

きり たんす

江戸の桐たんす製作の技術は、18世紀半ばに指物師の技術から専業化したとされ、あわせて仕上げの技術も確立されてきた。

 

色付け作業において重要なのが砥の粉であり、ヤシャ液との調合により仕上がりの色が変わるため、職人より仕上がり方が異なる。

 

仕上げ削り→塗装(宇造→下塗り→宇造→上塗り)→防水→ロウ引き→金具付け→ツケモノ→完成

 

村井 正孝

むらい まさたか

昭和21年生まれ

 

祖父の代から続く桐たんす職人の三代目である。大学卒業後に父・正造に付いて修業を積み、技術を修得した。平成2年より跡を継ぎ、現在、弟・泰雄とともに、二人で桐たんす作りを行っている。木地取りから組み立てまでを行い、弟・泰雄が仕上げを行っている。

 

荒川区指定無形文化財保持者(平成21年度認定)

村井 泰雄

むらい やすお

大正10年(1921)創業の株式会社村井たんすの三代目にあたり、桐たんす製作の内、色付け、仕上げを中心に行う。大学卒業後に修行を始め、当時村井商店で仕事をしていた飯島政夫氏という職人に技術を教わり、桐たんすの修理を中心に携わっていたが、30代より色付け等桐たんすの仕上げ作業に従事する。

 

株式会社村井を兄・正孝(区登録無形文化財保持者)と共に経営している。

 

荒川区登録無形文化財保持者(平成27年度認定)

 

(町屋一丁目17番15号)

株式会社 村井

 

   電話:03-3892-0597

 

    FAX:03-3895-3698

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